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Interview
働く人と、sawviの服。

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

左)sawvi オーナー 寺坂寛志 右)佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦氏

sawviの服を実際にご愛用いただいている人に焦点を当てた「働く人と、sawviの服。」
執筆は今回も私、自撮りおじさんこと寺坂が担当します。
第二回目は、湘南で建築・設計をされている佐賀高橋設計室の高橋正彦さんにお話を伺いました。

sawviの出自を語る上では絶対に欠かせない存在である高橋さん。
というのも、sawviというお店は高橋さんとの出会いがなければ実現しないものだったからです。
建築デザインだけでなく、本当に色々な事をお世話いただいた当時を振り返りながら
「建築家 高橋正彦」という人物について、迫ってみたいと思います。

Vol.02

佐賀・高橋設計室
建築家 高橋正彦

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

―家を建てる。
sawviができる前、まだなんとなくフワッとした構想で「新しい形の糀屋」を作ろうと意気勇んでいた当時の私。
店舗併用住宅を注文したいと思い始めたのが2017年の春先のことでした。
土地を探し、住居を構え、そこで「衣食住」をテーマにした糀の商売をしたいと考え始めました。

鎌倉 糀カフェsawvi

素敵なお店や建物を探訪していく中で、葉山の「SUNSHINE+CLOUD」と出会い、そのデザインとミニマルな雰囲気に圧倒されました。そこで、怖いもの知らずの私は「ここをデザインした人に家を建ててもらいたい!」と思うわけです。
それが、高橋さんとの出会いでした。
お店の内容も決まりきっておらず、色んなことが同時進行での注文住宅。そんな状況にもかかわらず、最後まで辛抱強く付き合っていただいた高橋さんには頭が上がりません。

寺坂:当時は本当に楽しかった記憶しかないのですが、今思い返せば本当に綱渡りだったなと。。

高橋:楽しかったですね!最初の出会いから結構パンチ効いてましたよね(笑)

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

本当にいつもニコニコとお話しされる高橋さん。当時まだ何も決まっていない状態で「店を持ちたい!」という私の曖昧な夢の形を、建築という角度から色々と御指南いただいたのがつい最近のことのように思い出されます。

高橋:糀とジーンズを販売するカフェなんだ!という、何とも突拍子もないお話。それがだんだんと現実に形になっていくのが楽しかったですね。やっぱり最初は心配事の方が多かったですけど(笑)ただ、あの時にあえてこの場所を選んだことが今のお店の形に繋がっているし、お客さんの層にも現れていると思いますね。妥協せず一緒に形にできてよかったと思っています。

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

と、あの頃を振り返りながら語る高橋さん。

鎌倉 糀カフェsawvi

お互いの不安の形を、少しずつ角をとって丸めていき、お互いに気持ちの良い形としてできたのがこのお店でした。

「わざわざ辺境まで足を運んでくださるお客様に、悪い人は絶対いない!」という、私のわがままや強がりを支えてくれた高橋さん。
現在、本当に素敵なお客様ばかりに恵まれていることや、そもそもこんな辺境のお店を実現できたのも、高橋さんの柔らかな提案と喋りやすい雰囲気があってこそだと思っています。


―建築家 高橋正彦という人物。
高橋さんは設計事務所「佐賀・高橋設計室」の代表であり、一級建築士。
そんな高橋さんの事務所の出自についてお伺いしました。

鎌倉 糀カフェsawvi

寺坂:高橋さんが佐賀・高橋設計室という事務所を構えるまで、本当にいろいろなことがあったとお伺いしています。

高橋:ああ〜・・・それはやっぱり僕の師匠である佐賀との出会いや別れの話になりますね。

―佐賀和光氏。
日本サーフィン界のパイオニアであり、湘南の建築を発展させてきた第一人者でもある建築家。
1992年より、高橋さんのお師匠にあたる佐賀氏が個人事務所を設立し、それ以降二人三脚で様々な建物を手掛けてきたと語る高橋さん。
1999年8月6日、佐賀氏が逗子のサーフポイント大崎でサーフィン事故に遭い、病院に運ばれたとの報を受けました。
「佐賀の病室はどこですか!」
急いで駆けつけた病院にて通された場所、それが高橋さんに氏の訃報を告げるもだったと言います。

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

当時まだ事務所で請け負っている途中の物件なども幾つかあり、様々な混乱の中で何とか事務所としての仕事を自分で形にしていかなければならない。自分だけでなく施主にとっても大きな不安が生じる中、高橋さんの背中を大きく押してくれたのが、佐賀氏の奥様だったと言います。
現在の高橋さんの姿があるのも、お師匠さんである佐賀氏やそのご家族の支えあってこそと、高橋さんは当時を語ります。

そんな佐賀氏の名前をとって「佐賀高橋設計室」。
sawviを、拙宅を。高橋さんにお願いして、本当に良かったと思います。

今後も店舗展開の中で(店舗展開するのか?)設計は必ず高橋さんにお願いするのだと硬く誓う私。


―晴れ晴れハウス
佐賀さんの作品であり、ご自邸でもあった晴れ晴れハウス。

佐賀高橋設計室 晴れ晴れハウス

今から41年前の夏に建てられた家であり、建築家・佐賀和光としての名を世に知らしめた作品となりました。湘南の光と風を集める晴れ晴れハウスのリビングには多くの人が集い、建築家やデザイナー、サーフ界のレジェンド達など各方面で活躍する人々が育まれていきました。高橋さんがテーマとする「光と風」も、氏の作品が大きく影響していると言います。
皆に愛された「晴れ晴れハウス」、2021年1月24日のオープンハウスをもって老朽化の末に解体されることになりました。

「佐賀・高橋設計室」という名前には、大切な想いが込められている。
今回、改めてそんな貴重なお話を伺いました。


―建築と、道具と、服と。

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

現在、藤沢市辻堂にて事務所を構え、建築デザインに携わる高橋さん。
いつ見てもスラリと伸びた手足が印象的なオシャレさんです。

sawvi zena

寺坂:やっぱりいつ見てもスタイリッシュですね!

高橋:動きやすい服を選んでいるだけなので、たまたまです(笑)

事務所内でパソコンや図面を相手に格闘したり、現場に赴いて施工に携わったりと建築士としての仕事のアクティブさを語る高橋さん。

sawvi zena

sawvi zena

ご使用いただいているzenaさんも、高橋さんらしい柔らかな色落ちになっていました。
ヒゲやハチノスも当たりが柔らかく、角が立たず、全体的にトーンが明るく色落ちしています。
高橋さんらしい、優しいジーンズ。

そんな柔らかジーンズもさることながら、高橋さんの愛用品である「竹の物差し」もまた、柔らかな逸品。

佐賀高橋設計室

高橋:竹の柔らかなしなり、これがないと仕事にならないですね(笑)

真っ直ぐに線を引く時はもちろん、ふとした瞬間のモノを測る時、自然な曲線を描く時など、その柔軟さを生かして建築デザインを手がける高橋さん。その柔軟さは仕事の銘にも刻まれています。

高橋:出来上がった家は鑑賞品ではなく、実際にお施主さんが住む家。だから、オンとオフがないとダメなんです。家の中でもドレスアップしなきゃいけないような、そんな遊びのないデザインって、ちょっと疲れちゃいますからね(笑)

佐賀高橋設計室 建築家 高橋正彦

家も道具も柔らか。一見ソリッドなようで、ほっこりとした柔らかさに溢れる建築。
高橋さんの柔らかさは、本当にいろんなところに現れています。

今回、第二回目ということで建築家の高橋正彦さんにお話を伺いました。
オンとオフを感じるような、優しい家をこれからもデザインし続ける高橋さん。

大きな買い物ではありますが、ご自宅や店舗を構えたいというかたはぜひ高橋さんを訪ねてみてください。
とても素敵な出会いが待っていると思います。

work item

高橋さんが身につけているワークアイテムはこちら。

sawvi zena

デニム:ZENA

佐賀高橋設計室

住所:〒251-0046 神奈川県藤沢市辻堂西海岸2-3-7-304
TEL:0466-52-6407
FAX:0466-52-6408
MAIL:masa@takahashi-arch.com